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【ゴロゴロするだけでごきげんになるボディワーク】

痛みの種類

痛み

 

こんにちは。きむらみほ(@mihoo176)です。
今日のKAKULOGは「痛み」について共有します。


痛いのは嫌だし、痛そうにしているのを見るのも辛いですよね。


さまざまな方と関わる中で多くの方の不調は「痛み」として表現されることが多いのですが、感じているその人と周囲の人がいつも同じ「痛みのレベル」にいるとは限りません。


この記事が、痛みの種類について考えること、そして「人の痛みの感じ方」を考えるきっかけになれば嬉しいです。

 

このの記事がオススメの人・身体のどこかに痛みを抱えているあなた
・助けを必要としている人のそばにいるセラピスト

 

 

 

痛み(急性期)とは?

「痛い」ってなんでしょうか?
痛みがあるときは、その苦しみから解放されて心地よく動けるようになることが何よりの望みだと思います。

ですが私たちはその「痛み」によって守られているとも言えます。

 

急性期(いきなり痛くなる)ということに関しては、生命を維持するためのシグナルが送られていると考えるとわかりやすいかもしれません。

例えば料理中に手を刃物で切ってしまったとき。
物を持ち上げようとして腰をギクっとやってしまったとき。

手が切れれば身体を守るセンサーが働き

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ここに傷ができたよ!出血を止めて!

と私たちに教えてくれます。


 ギックリ腰は腰椎(腰の骨)の捻挫です。

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それ以上動かさないで!組織が傷つくよ!

というメッセージを「痛み」として伝えくれます。

 

炎症反応が起きると痛みを生じますが、それもまた生きていくために必要な機能のひとつ、ということですね。

 

脳自体は痛みを感じることはありませんが、感覚を処理する場所は存在します。

 

世界には痛みを感じない疾患を持つ方がいますが(先天性無痛無汗症)、自分自身で痛みを感じないと、他者の痛みを感じることもできないと言われています。

つまり、共感性に欠けてしまうということが起こります。

自分の経験を通じて相手の気持ちに寄り添うことができるようになるという側面を持っている私たちは、「痛み」をコミュニケーション能力のひとつとして使用するのかもしれませんね。

 

※慢性痛(ずっと痛みが続いている状態)に関しては、脳内で様々なことが起こっています。この痛みは少しやっかいなので、別記事でまとめますね。

 

痛みの種類

ひと口に「痛い」といっても、それはそれは深い意味が隠れています。(もちろんそうでない場合もごくまれに)

感じている痛みの種類を伝えるということが病院に行って自分の症状を相手に伝える時にも、相手が訴えるそれをいかに噛み砕いて寄り添うためにも、大事だと感じています。

痛みってある種の恐怖ですしね。

とはいえ、痛みの感じ方は主観ですので、他者が正確に理解するのは至難の技です。
むしろ100%同じ思いで理解するなんて魔法使いのなす技なのでは…と思うほど。

そこで痛みに寄り添うために気にしたい2つのポイントをあげてみました。

 

①主観的な痛みの種類
②痛みを言葉で表現する

 

①主観的な痛みの種類について

主観的な尺度なので、シンプルにその人に感じている痛みを数字で表現してもらいます。

 

このようなペインスケールは、探せばいっぱい出てきます。
たぶん使ったことがある人も、使っている人も大勢いることでしょう。
始めて見る人は、痛みを数値化するということについて、考えてみてくださいね。

 

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0だったら痛くない。10だと手足が切断されたくらい、8だと今すぐ救急車だとしたら、いまどれくらい痛いですか?

 

なんて問いかけます。

決して意地悪や怖がらせようと思って言っているわけではありません。
そうすることで、ある程度痛みのレベルを共有するために問診をします。

当事者も、セラピストも、共通認識が持てているとその後のセッションもスムーズにいくかもしれません。

 

当たり前ですが、人によって、そして痛みだしたタイミングなどによって感じ方が違うのでバックグラウンド(生活や生い立ち)の評価や考慮はいわずもがな行った方がいいと思います。

極端にお話しすると、脚の骨を折っていても5と感じる人がいるかもしれないし、ささくれができていたら10と言う人もいるかもしれないということです。

(今回は急性期での痛みをメインにまとめております)

 

 

こういった資料もぜひ参考にしてみてください。
視覚化するとわかりやすいことが多くあります。

 

②痛みを言葉で表現する

感覚を言葉で表現するということは簡単ではありません。
ですが擬音だったり、なにかに例えて表現することが大切です。

痛みを表現する語彙は、英語だといーーーっぱいあります。
追記で日本語訳も掲載していく予定ですので、しばらくお待ちくださいね。



こういった単語や、音を使って痛みを表現することで、より具体的な情報として「痛い人」と「助けたい人」の間のギャップが埋まっていきます

痛みの表現方法によってはその人の訴える痛みが何に起因するものなのかが見えてくることがあるため、とても大事なことですよね。


「ビリビリする」は神経系の関与も疑わなければいけないし、
「ずっしりする」ならうっ血が主な原因かな…とかいった具合に。

 

なんだかぼんやり?痛くなくても不調のサインかも?!

いままで「痛み」についてまとめてきましたが、心身の不調があったときに必ずしも痛みとしては現れないこともあります。

ひとつ、お話を紹介しましょう。


いつも頑張りすぎてしまうAさんは、家事も子育ても一生懸命で、
先週も熱がありながらも動いていたそうです。(そうせざるを得なかったと)
そんなヘトヘトの中セッションに来て下さり、話を聞いた時には

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疲れすぎか、身体全体がぼんやりしていて、なにがなんだかハッキリしない…

 

とのこと。ですが、自分自身の身体に耳を傾けることで、なにが起こっているのか整理することができた彼女は

 

 

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どこが辛くて、何を使っているのかわかるようになった!
いつもの私にもどれた〜。

 

と安堵していかれたのです。

疲弊が蓄積されていくと、自分の身体の状態がわからないと感じることもあります。
少し余裕を取り戻して感じた情報を受け入れられるようになっていきます。

その情報の整理をしていくことが、自分自身との対話なんですね。


もちろん、どこも痛くない身体が一番です。

大事なのは、痛みを感じているという事実に寄り添うことなのかもしれませんね。

 

痛み止めを飲む前に

痛いということは悪いばかりではありません。
この反応(反射)がなければ、身体を守ることができないですからね。

だけどね、急性の痛みであっても慢性の痛みであっても(今回は深く触れませんでしたが)我慢する必要もないのです。

 

怪我をしたらその回復に責任を持ってケアしてくれる人のところへいきましょう。

ずっと抱える痛みを持つ方はつい、即効性を求めて痛み止めに頼りたくなるかもしれません。

ですがその痛みの原因を知ることで、痛くなりずらい心身にできるかもしれないということを忘れないでほしいです。
辛いのが、痛いのが当たり前なんてこと、ないんですからね。

あなたの近くに頼れる人がいるならば、ぜひ相談してほしい。
もしも見当たらなければ、ご連絡ください。


あなた自身が身体のサインに気が付けること、
それこそが人生を楽しくする秘訣なのかもしれませんね。

 

それでは、また!

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